ゆーはなの子育てblog   ― in 前橋 -

産後2ヶ月で前橋に引っ越してきました。初めての子育てをまったり書いていきます。

性犯罪は近所で起こる ー被害者が親になって思うことー

前橋市ではまちの安心ツイッターというものがあって、不審者情報や気象・地震情報などを発信してくれています。

フォローしているので発信があるたび目にするのですが、不審者情報がとても多いです。2、3日に1度はあります。ときどき場所が近所だったりすることもあり、娘がもう少し大きくなったときが今から心配です。

 

かくいう私も実は性犯罪の被害者です。6歳のときに小学校でとても嫌な思いをしています。犯人は14歳の少年でした。当時は少年保護法で守られ、名前も分からず(これは現行の少年法も同じですが)母はとにかく悔しい思いをしたと言っていました。

両親は警察に届け出ましたが、私の届け出が噂になり、波及的に被害届が他に7件も増えたといいます。みんな泣き寝入りしていたんですね。

泣き寝入りしていたら、もっとつらく、悔しかったと思いますし、きちんと届け出てくれた両親には感謝しています。

 

はっきり覚えている被害時の記憶、マジックミラーで見た取調室に座る犯人の顔。

うっすら覚えている警察での指紋採集、背が届かず抱っこされてマジックミラーをみたこと、犯人の赤い自転車を見たか聞かれたこと。30年経っても思い出すと嫌なものです。

 

1番きつかったのは自分が犯人と同じ14歳になった思春期の頃でした。

自分が何をされたのか、その意味がわかるようになり、まわりの同級生の男の子に恐怖を覚えたり、「あー、今頃だったなぁ」と毎年7月に落ち込んだり、聞かれただけで自分は見ていないのに赤い自転車に過敏に反応してしまったり、性的なことに気持ち悪さを覚えたり…犯人が捕まっても、被害者の苦悩は長い間続きます。

こんな思いをしている人が、あの夏のあの小学校だけで他に7人もいるというだけでゲンナリします。

 

幸いなことに私は、大人になるにつれ少しずつ気持ちの整理がつき、今は結婚し娘も生まれ、幸せに暮らすことができています。でも誰もが気持ちの整理をつけられるわけではないだろうし、整理がついたとしても、あのことを忘れるわけではありません。

あんな嫌なことはない方がいいに決まってます。

 

なので、今日は声を大にして言いたい。

「性犯罪は近所で起こります」

 

私の小学校は自宅から徒歩3分でした。自分の通う小学校で物陰から手招きされ、「道でも聞かれるのかな」と自ら犯人に近づいてしまいました。手を掴まれ、奥に入ってしまえば、「ぶん殴るぞ」と脅されて、あとは犯人の言いなりです。

 

場所が離れた前橋でも、ほぼ毎日不審者情報は流れてきます。

性犯罪は場所も相手も選びません。田舎でも都会でも、どこであろうと、何歳であろうと、ごくごく近所でも起こりえるのです。

 

娘を持った今、娘を守るためにできることは目を離さないこと、きちんと「逃げる、叫ぶ」ことを教えること、くらいしかありません。あとは防犯ブザーくらいでしょうか。

 

私は今も「逃げればよかったのに、叫べばよかったのに」と、ずっと後悔しています。成長とともに1人で動くことも増えますから、ずっとそばにつきっきりで守ることはできません。仕方ないことだと分かっていても、やはり歯がゆいし、同時に当時の両親のつらさや悔しさも思われます。(ちゃんと逃げなくてごめんね、お父さん、お母さん)とか思ってしまいます。

 

私のような思いを娘にさせないために、娘を守るために、言葉がわかるようになったらなるべく早く、きちんと「逃げること、叫ぶこと」を教えておこうと思っています。

 

こどもを守るために、親の危機管理意識と、対処法をこどもに伝えることは必須です。

不審者情報を流し見ている親御さんにどうか、このことが伝わりますように。

きちんと逃げることができますように。

今日はちょっと真面目なお話でした☆